KanaKana①

シーズに関わって7年になります。代表の武山さんとはそれ以前からの知り合いでしたが、会としては2008年発足当初から関わらせていただいています。

シーズは「種」という意味ですが、この名前に込められた意味は「地域社会に発達障がい理解の種を撒き、芽を育てながら様々な資源を結びつけて、種が育つ豊かな土壌を作るということ」です。このコンセプトに賛同しお手伝いを続けています。

当時、会の名前を「シーズ(種)」にするということを知って、かつて聞いたことのある「一粒の麦の種、地に落ちて死なずば」を思い浮かべました。根付くには、まずこの地に落ちなければなりません。そして種自身は、芽が育つためにその身を削っていき、やがて死んでいくのです。

また「シーズ(種)」からは別のことを連想することができます。見えずにいるけれど、分からずにいるけれど、その中にはこれから始まるであろう全てがすでに用意されていて、でも願ったようになるかは、用意されているそれだけでは足りなく、周りからのさまざまな光や風や雨や肥料や、予期しなかった出会いが十分あるかどうかで決まるような・・・ひとことで言うと「希望」とか「未来」や「わくわくするようなこと」を連想させることばです。

さて「シーズ」は発達障がいの理解の種まきからスタートしました。これは今も変わりありません。障がいを理解するとは、一時的瞬間的に分かった、理解したというものではなく、生活する中で、社会で生きていく中で、さまざまな「社会の側の障がい」と出合うことを通し考えることで、その子(方)の遭遇する障がいを分かっていく、理解していくことではないか、と思うようになりました。

発信を続けるシーズと関わる中で出会った方から、教えてもらったことや考えてきたことを、これからこのラウンジでおしゃべりしていこうと思います。

Kana