久々のブログ更新です。ペースが遅くてすいません(汗
このところ、好評な企画で「プラモデル作り講座」があります。ガンプラを持ち寄ってみんなで作ろうという企画なのですが、これが社会性を身につけるとてもよい機会になっていたりします。
社会性のトレーニング、というといわゆるSSTなどを思い浮かべる方も多いかと思います。個別や小グループで一定のターゲットに基づいてルールやマナーを学んだり、ストーリーを読んで適切な行動を判断したりして学習をしたりします。こうした「学びの場」をきちんと設定して学習する事は大きな効果があります(私も実践しています)。
が、こうしたコントロールされた場で学ぶのと同じくらい大切な事に、実際の社会生活場面で学ぶ体験をすることがあります。実際の生活場面の中で他者(友達や大人、様々な支援者)と関わりながら適切な振る舞いやマナー、行動を行ない身につけていくということです。と言っても、ただ一緒にわいわいしながら遊んだり活動をしていてもなかなか身につきませんし、場合によっては負の学習になってしまう事もありえます。遊びの場や活動の場で支援者・指導者がメンバーの特性や生活課題をきちんと踏まえた上で適切にアドバイスをしたり導いたり行動の指示や支援をしてふさわしい行動や言動が出来るように教え、成功体験を積み重ねていくことが大切です。
そうした場に「ガンプラ模型教室」が機能し始めています。本質的にプラモデルを組み立てるという活動が参加メンバーのモチベーションを非常に上げる活動です(やりたくて集まってくるんですから当たり前ですね)。前提としてカッコイイ模型を作りたいという活動目標があるわけです。で、実際に組み立てに入るのですが、工具や接着剤が少し少なめに用意してあったりします。また、組立工程がちょっと難しかったりします(この、「ちょっと」がミソ)。すると、ごく自然な流れの中で工具の貸し借りや、困った時に支援者に助けを求める場面が生まれてきます。そこで、順番をわかりやすく提示したり、依頼するときの方法を教えていきます。本人たちは、模型を作りたい一心で活動してますが必然的に他者と適切に関わる場面が生まれてきます。すろと、「教えられている」という意識は感じないまま社会性をトレーニングすることができます。
こうした「教えるチャンス」は、実は日常生活の中に無数に転がっているはずです。ちょっと意識するだけで日々の生活や遊びが有効なトレーニングの場になりえるわけです。

