バリアフリー映画上映会を行いました

去る9月26日にバリアフリー映画「ぐるりのこと。」の上映会を行いました。「ぐるりのこと。」は、日本アカデミー賞主演女優賞など数々の映画賞に輝いた作品です。バリアフリー映画は、視覚や聴覚に障害があっても映画を楽しめるように、通常の映画館で上映される映画に副音声や字幕を付加したものです。

時節柄、他のイベントと重なっていたり、何よりも今年の諏訪地方は御柱祭の年で、26日も会場のすぐ近くのお宮の御柱祭でした。(有名なのは諏訪大社の御柱祭で、4月、5月に終わっていますが、秋ごろから「小宮」と呼ばれる地域の神社の御柱祭が諏訪地方のあちこちでおこなわれています)そういうわけで、参加者は約30名とかなり少なめになってしまいました。しかしながら、「諏訪かりん」の要約筆記のボランティアグループの方々ご協力をいただき、要約筆記というものを普段はなじみのない方々に紹介できたり、上映後の座談会で、視覚障害者の方から実体験に基づいたお話を聞いたりと、いろいろと広がりができました。例えば、要約筆記では、3人ひと組でするものだとか、早く書くための略語や記号が決められていることを知ることができました。また、映画の副音声で、「静かに座っていた」というところがありましたが、健常者は何気なく聞き流すところを、視覚障害の方からすれば、音がしないので静かなのは当たり前で、座っている様子をもっと伝えて欲しい、といった意見を聴くことができました。バリアフリー映画そのものを楽しむこともですが、健常者にとってはバリアフリーやユニバーサルデザインを考える、よいきっかけとなり、狙い通りの効果を得られたと思います。

三月には、ジブリ作品「猫の恩返し」を上映予定です。